事務所概要・虎ノ門法学舎の謂れ


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虎ノ門法学舎の謂れ

弁護士活動30年の節目に、これまでの個人名の事務所名称から、法律事務所 虎ノ門法学舎に事務所名を改めました。弁護士登録以来、一貫して虎ノ門の地で業務を行ってきたこと、そして、私の母校であり、また、現在、私が教授・法務研究科長を務める法政大学の建学当初の名称が、東京法学社であったことに思いを寄せたものです。

東京法学社には、1880年当時、代言局と講法局があり、後者が法政大学として現在に至ることとなります。代言局は、代言人規則の改定等があり、その後、姿を消しますが、当時、東京法学社を設立した、薩埵正邦、元田直ほかの7人の法律家の気概と志は、今も法政大学卒業生に引き継がれています。これら建学者の崇高な志を大切にしたいとの思いから、虎ノ門法学舎と名付けることにしたものです。
友人、知人の弁護士、研究者の方からは、あまり法律事務所らしくない、何やら研究機関みたいだと言われることもありますが、東京弁護士会の初代会長であった元田直が、東京法学社設立の前に開設した我が国最古の法律事務所の名称が、法律学舎でした。したがって、むしろ、法律事務所らしい名前であるとご理解いただき、ご厚情を頂戴できれば幸いでございます。